【ソフトB】デホ、メジャー入り目指す「最後に挑戦したい」
ソフトバンクの李大浩内野手(33)が3日、ソウル市内で記者会見し「野球選手なら誰でも抱く米大リーグという夢に、最後に挑戦したい」と、メジャー入りを目指すことを表明した。
李大浩は、日本シリーズを骨折で欠場した内川聖一外野手(33)の代役として全5試合で4番に座り、2本塁打、8打点と活躍。球団初の2年連続日本一に貢献したMVPに選出。10月31日には、来季へ向けソフトバンクでのプレーを基本に考えていることを明らかにしていた。
李大浩は韓国で2度の三冠王に輝き、2012年からオリックスでプレーし、13年オフにソフトバンクに入団。今季は141試合出場で打率2割8分2厘、31本塁打、98打点の好成績を残した。11/3 スポーツ報知
李選手のメジャーでの評価はいかほどなのか、知りたいですね。
李選手はメジャー契約できるか?
李選手が素晴らしい打者であることは、プロ野球ファンであれば皆わかります。しかし、メジャーで活躍できるのか?もしくはメジャーと契約できるのか?心配です。
やはり、気になるのはポジションです。日本ではファーストしか守ってないですし、いくら、2010年韓国プロ野球のゴールデングラブ賞をサードで受賞してたとしても、今の体型と大リーガーの打球スピードにサードで対応するのは絶対無理です。
そうなると、メジャーのファーストかDH(リーグによります)を打力で勝ち取ることができるのか?と言う疑問が生じます。韓国人メジャーリーガーで野手として成功しているのは、秋 信守選手ですね。左打ち左投げの外野手です。韓国の高校を卒業後、すぐにマリナーズと契約し4年間マイナーで過ごし2005年にメジャーデビュー。
秋 信守選手 メジャー通算11年 通算成績
打席数4859 安打数1163 打率281 本塁打139 打点549 盗塁112
参考までに日本人メジャーリーガーの松井選手の成績も見てみましょう。
松井秀喜選手の通算成績 メジャー通算10年
打席数5056 安打数1253 打率282 本塁打175 打点760 盗塁13
2選手ともアジアを代表するスラッガーであることが良く分かります。
(イチロー選手は別格ですので記載しません)
メジャーでファーストかDHで出場するならこれ以上の成績を残す必要があります。
それをメジャー球団がどう判断するかで契約内容が変わります。
一方で韓国プロ野球からパク・ビョンホ選手もメジャー移籍が噂されています。
2年連続50本塁打以上を放ったスラッガーで年齢は29歳と李選手より若く、ポジションもファーストで被っています。正直、同じタイプのアジア人選手が同時に市場にでるのは李選手にとって、いいものではありません。
それと、野手が日本からメジャーを目指すのも、今の日本人野手の評価の低さを考えると不利な要素です。
元近鉄の中村紀洋氏のようにマイナー契約でもメジャーに挑戦する気持ちがあるのか、それ位の気持ちが李選手になければ、来季もソフトバンクでプレーしているかもしれませんよ。
実際、今日の会見でも
―ソフトバンクとの契約条件は?
具体的な条件は話すことはできない。日本に残るなら、他のチームではなくソフトバンクと契約するつもりだ。
と含みを残していますから。どうなるか楽しみですね。
しかし、最近はソフトバンクのニュースばかりですね。強い証拠です。
巨人、阪神 頑張れ!