【巨人】菅野で今季初の5連勝!やっと援護5点、1か月ぶり5勝
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人5―4日本ハム(3日・東京ドーム)
巨人が日本ハムに勝ち初の5連勝、首位広島に0・5ゲーム差に迫った。エース菅野が再三、走者を背負いながら7回1失点と粘り、5月5日以来の5勝目を挙げた。打線は初回に長野が先制打。5回には坂本の2戦連発12号3ランなどで4点を奪った。終盤1点差に迫られたが、5連投の沢村が9回2死満塁の大ピンチをしのいで16セーブ目。巨人は12球団唯一の交流戦4戦全勝だ。
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6/4 スポーツ報知
ようやく、菅野に勝ちをつけることができました。ジャイアンツも5/14のヤクルト戦(7得点)以来の大量得点(5得点)となりました。ちなみに5月の5得点以上はこの一回ですから菅野に勝ちが付かなかった訳です。これで貯金3とし、首位広島とのゲーム差は0.5ゲームとなりました。
幸運ジャイアンツ!
①結果の出ていないオリックスが最初のカード
これが、ソフトバンクやロッテであれば3連勝と勢いつくことは難しい。
②阿部を指名打者で起用!
ジャイアンツ主催で1軍復帰初戦から1塁のポジションにつくのは厳しく、代打要員、もしくは次のカードで復帰となっていたかもしれません。久々の1軍の打席で慣れない1塁につきながらと言うのは難しかったと思います。
③投手・大谷
今、打者大谷は中田以上です。1試合で二刀流出場されるより、3試合に打者としてスタメン出場されるほうが厄介な存在です。たらればですが、昨日の試合も大谷が3番にいたら菅野は7回まで投げれたか疑問です。このように、ジャイアンツは交流戦のめぐり合わせが5連勝を生んだのは間違いありません。ただ、大量リードでマシソン、澤村を投入しなくてはならない台所事情は不安要素です。
5対1で4点リードの8回、3番田中に戸根がワンポイントで抑え、続く中田に田原と慎重過ぎるくらいの継投をしました。その田原は中田を三振に抑えたが、陽、谷口に連打をゆるし、レアードのところで5連投となるマシソンに交代。結果、力勝負でスリーランを浴び1点差に。確かにマシソンは被本塁打は少ないですがそれは田原も同じです。菅野のスライダーの対応をみていると田原のスライダーにレアードはタイミングがあわないような気がしました。
それか、戸根をワンポイントで起用する慎重さがあるのなら、左の谷口で田原を変えるべきだったと思います。投手交代がチグハグだったのは否めません。ヨシノブ監督は打者出身ですから、投手コーチがしっかりしないといけません。
澤村も5連投となり、「マッチポンプ投法」で抑えました。「自分でつけた火は自分で消す」これで結果(防御率1.38、3勝、16セーブ)を残しているので文句はありません。
昨年からの事なので驚きはしませんが、これが澤村の投球スタイルだと理解しています。これからは、村山実のザトペック投法、村田兆治のマサカリ投法、野茂英雄のトルネード投法に並んで、澤村拓一のマッチポンプ投法と認識しましょう。だだ、澤村だけ意味合いが違いますが。
冗談はさておき、パリーグ打線は菅野ですら7回で121球を要してしまうほど強力です。ますます、交流戦でのリリーフ陣の負担は大きくなるでしょう。
頑張れ!リリーフ陣!