敵も味方もアングリ 大谷165キロ 吉井コーチ「続けたら壊れる」
▼日本ハム・市川(大谷の日本最速165キロを受けて)とにかく速かった。放した瞬間にボールが来る感じ。打者も放した瞬間に打ちにいっていた。フォークも151キロ。スライダーも含めて、改めて凄い投手だと思った。
▼日本ハム・吉井投手コーチ 場面が場面だったので、スイッチが入っていた。でも送り出した方としては故障が怖い。無事に帰ってきてほしいと思った。改めて能力の高さを感じたが、これを続けたら壊れるのでこれからは制御することも覚えていかないとだね。
▼ソフトバンク・吉村(165キロを空振り)低めのコースで速くて空振りしたので…。先発時との違い?本人しか分からないと思う。
▼ソフトバンク・本多(165キロを2球ともファウルに)見たことのないスピード感。最後は三振で終わりたくなかった。
10/17 スポニチアネックス
日ハムファンのみなさん日本シリーズ出場おめでとうございます。
リーグ優勝チーム同士の日本シリーズが観れて本当に良かった!
どっちが優勝するなんてどうでもよく、お互い「ドラフト戦略と育成」
が長けたチームが日本シリーズで戦うだけで十分です。
欲を言えば第7戦までもつれて、プロ野球ファンを楽しませてほしい。
これ、「強欲」ですかね(笑)
大谷翔平セーブ!
試合前に大谷が投げるとは思っていませんでしたが、
2回にバースが登板した時点で「逆転したら投手・大谷の出番あるぞ」と
試合を観ている人は感じたと思います。なぜなら、
9/6に左足の故障で登録抹消になったマーティンの代わりに抑えを任された吉川は
翌日に抑えを失敗し先発へ逆戻り。
その後は抑えをバース、谷元、宮西を打者とのめぐり合わせでやりくりしました。
クライマックスファイナル第2戦で故障明けのマーティンのセーブ失敗した時点で
9/6以降の投手起用法に戻ります。
その後ろを任された3人衆の一人、バースが早くも2回に登板し、
更に6回、7回を谷元、8回を宮西とつぎ込み、そして9回に大谷登板。
このプランは5回裏に3点差つけた時点で決まったと思いました。
しかし、翌日の新聞で2-4とリードされた4回の攻撃前に大谷自ら
「いきましょうか?」と言っていたようです。
実際に5回から準備を始め、7回には捕手を座らせていたようです。
吉井コーチの心労
「故障が怖い、無事に帰ってきてほしい」と送り出した吉井コーチ。
日本シリーズの決まる大切な試合ですから、力を制御するのは難しいでしょう。
第1戦で先発し、2~5戦まで指名打者で出場して抑え登板。
「無事に帰ってきてほしい」と思う吉井コーチの心労は計り知れません。
大谷の登板は、2013年楽天対巨人の日本シリーズと重なりましたよ。
日本シリーズ第6戦、田中将大が9回を160球で完投するも敗戦。
翌日の第7戦に3点リードで迎えた9回から登板し日本一に。
このとき、田中将大はメジャー移籍で最後の登板となることがわかっていたから
無茶な登板をしたんですけどね。
大谷の抑え登板はプロ野球ファンにとって最高でしたが、
吉井コーチ、大谷に無理をさせないでください。
2017年3月にはWBCもありますから!