大田に打ち込まれた巨人・村田真ヘッド「配球が甘いと思うよ」
巨人は11日の日本ハム戦(札幌ドーム)に1―5で敗れ、交流戦最下位に転落した。
元巨人のドラフト1位コンビにやられた。2010年に戦力外通告した村田透(32)に5回1失点と封じられプロ初勝利を献上すると、昨年、トレードで放出した大田泰示外野手(27)には、この日も2戦連発の8号ソロを許すなど、3戦計10打数7安打2打点と打ち込まれた。しかも大田に一発を浴びたのは、トレード相手の吉川光だった。
由伸監督は大田について「姿は変わっているようには思わない。チームとして、同じ打者に何本も打たれているようでは話にならない」。村田真ヘッドコーチは「打たれすぎや。俺らの指導不足もあるけど、あんなに同じ打者に打たれたらあかんよな。配球が甘いと思うよ。サネ(実松)も外ばっかり。経験ある捕手には見えんかったな」とバッテリーへ怒りをぶつけた。
6/12 東スポ
ヨシノブ監督、村田コーチのコメントが
「ちょっと、冷たいんじゃない?」
なんてヤフーのコメント覧を見ているとが多いようですが、交流戦最下位ですから、どんなコメントを残しても、批判的なコメントがでるでしょう。
ただ、コメントを見ていると、
「大田を手放して失敗」
「大失敗のトレード」
なんてものはほぼありませんでした。
巨人ファンもプロ野球ファンも
大田は巨人では大成しない!
と言う事が良くわかっているようです。
このようなことがあると、勝ちを義務付けられているから、若手の育成ができないと言う巨人御用達の評論家もいますが、同じ金満球団のソフトバンクは勝ちながら育成に成功しています。
例えば、昨日のソフトバンクのスタメンをみても
1番川崎
2番今宮
3番柳田
4番デスパイネ
5番中村晃
6番松田
7番明石
8番上林
9番甲斐
投手山田
デスパイネ以外全員生え抜き。
※川崎は出戻り
今シーズン8本塁打している上林(21)は2013年のドラフト4位仙台育英高校出身。
捕手の甲斐(24)は2010年の育成ドラフト6位。
ちなみにジャイアンツの昨日のスタメン
1番陽
2番石川
3番マギー
4番阿部
5番村田
6番長野
7番クルーズ
8番辻
9番実松
投手宮國
阿部、長野、辻、宮國が生え抜き。
陽、石川、実松は日ハムって・・・・。
巨人は今後「常勝を義務付けられているから」という言い訳はできません。
それに、系列会社ですら地上波放送をしなくなってしまった巨人に、プロ野球ファンのみならず、巨人ファンですら「常勝軍団」のイメージはもうありません。
生え抜きのスター選手しか指揮官しか起用しないジャイアンツでは、ソフトバンクのようなチームつくりは難しいのではないでしょうか?
これはヨシノブ監督に問題があるのではなく、球団の方針に問題があるんです。
それを受けてか、
巨人堤GMが今季途中で退任か 13日に株主総会
巨人に激震が走る。堤辰佳GM(51)が今季途中で退任する可能性が11日、高まった。
巨人の親会社である読売新聞グループ本社首脳が42年ぶりに球団ワーストを塗り替える13連敗の責任を問う声が高まっており、堤GMも責任を痛感。
13日には株主総会と取締役会が控えており、堤GMの進退問題に発展することは必至だ。9日の連敗ストップ後は、この日の日本ハム戦(札幌ドーム)も敗れ、再び連敗が始まった。
6/12 東スポ
当然ですよね。